あらすじ

昼は設備を監視し、異常があれば現場へ走るオペレーター。 そして勤務後や休日には、霊や怪異を処置する「霊界オペレーター」。 二つの仕事を掛け持ちする悠太郎は、ある夜、閉鎖された病院で「存在しない404号室」を発見する。 その奥に現れた黒い扉に呑み込まれ、辿り着いたのは――見知らぬ異世界の「霊界」だった。 そこには、何百年も消えることなく残り続ける死者たち。 そして生者の世界には、魔法、魔物、勇者、魔王が存在していた。 同じ頃、この世界には日本から一人の少年が「勇者」として正式に召喚されていた。 だが、悠太郎は勇者ではない。 選ばれた英雄でもない。 世界を救う使命なんてものもない。 手元にあるのは、三十センチのスパナ一本。 そして霊力と、現場で培った観察力と判断力だけ。 元の世界へ帰る方法を探す悠太郎だったが、やがて一つの異常に気づく。 ――この世界では、死者が正常に消えていない。 勇者と魔王が戦う物語の裏側で、誰にも見えていなかった異常を追う、霊界オペレーターの異世界譚。

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エブリスタ
エブリスタ2026/10/05
  • 現在の作品勇者召喚の裏で、霊界オペレーターは死者を見る