あらすじ
高校三年生の月城絃は、人付き合いが苦手で、いつも一人で過ごしていた。
そんな絃に声をかけてきたのは、昔からそばにいた幼馴染の旭と、いつも隣にいる水瀬紬だった。
少しずつ増えていく友達。
くだらない会話。
昼休みや放課後に過ごす、何気ない時間。
絃にとって、それまで知らなかった日常が少しずつ色づいていく。
けれど、紬の身にある異変が起きたことで、絃の日常は少しずつ変わっていく。
大切な人を守りたい。
その思いだけを胸に、絃は紬を助けようとする。
それが、自分の周りにいる大切な人たちを見失っていくことになるとも知らずに。
これは、何気ない日々を過ごした八人と、その続きを知らなかった一人の物語。