あらすじ

十八歳の傭兵レイヴァル・レグナードは、失踪した祖父から小さな傭兵事務所と二振りの刀を受け継ぎ、依頼をこなしながら暮らしていた。 そんな彼のもとを訪れたのは、ヴァレシア大盆地にあるエイレシア自治政府の若き統治者、リュシア・エイレヴァン。 彼女が持ち込んだ依頼は、護衛でも暗殺でもない。 「エイレシアを中央政府中央政府と五つの巨大企業が均衡を保つ星系国家、アルケシオン統合国家。 から独立させたい」 戦争を避けながら独立を目指すリュシアと、その理想を疑うレイヴァル。 本来なら断るはずだった依頼。しかし、レイヴァルの祖父ヴァルゼインもかつてヴァレシアで戦い、契約の範囲を越えてまでこの土地を守ろうとしていた。さらに、かつて祖父と因縁を持った巨大軍事企業ティルフェリスが、再びヴァレシア周辺で動き始めている。 祖父は、なぜこの土地を守ったのか。 リュシアの理想は、本当に現実を変えられるのか。 一つの長期契約をきっかけに、若き傭兵は国家、自治政府、巨大企業、そして自らの知らない過去へと巻き込まれていく。 宇宙時代を舞台に、政治・企業・傭兵たちの思惑と、受け継がれた過去を描くSF群像戦記。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
カクヨム
カクヨム2026/10/05
  • 現在の作品ヴァレシア・コンコード