あらすじ
「ここは任せて先に行け!」
ゲームやアニメを見ている人なら誰しもがが聞いたことがあるセリフ。
『グランド・クロニカ』はかつて、迫りくる大量のゴブリン軍団を前にそのセリフを言い放ち、パーティーを逃がした。
彼の職業は『村人』世界最弱の職業である。
絶体絶命の状況の中、拾った『木の棒』一本で戦い続けているうちに気づけばレベル999に達していた。
そして10年後。
なんとか故郷『カラーズ王国』へ生還したグランドを待っていたのは。あまりにも異様な光景だった。
「3グランド・クロニカだよ!」
「えっ、俺の名前が通貨!?」
王国の中央には自分の巨大な石像が建ち、学校の授業や教科書はグランド・クロニカの功績ばかり。
世界は彼を『伝説の英雄』として崇めていたのだ。
(…いやいや、流石にマズ過ぎるだろ!!)
目立ちたくないグランドは、レベル999の圧倒的力量を隠し、新人Fランク冒険者『初心者』としてひっそり暮らすことを決意するのだが…!?
最弱職の男が知らんうちに伝説になっていた、無自覚勘違いファンタジー開幕!