あらすじ

天下を取り、漢を築いた男――劉邦。 晩年、疑い深くなった己を振り返りながら、 「昔は、楽しかったなぁ」 そう呟いて生涯を終えたはずだった。 次に目を覚ました時、彼は四百年後の漢―― 劉備玄徳として生まれ変わっていた。 自分が築いた国が今なお続いていることに感動する劉邦。 しかし、世を知るにつれ、その表情は曇っていく。 民は苦しみ、官位は金で売られ、朝廷では宦官たちが権勢を振るう。 そして劉邦は思った。 「……ワシの漢、腐っとらん?」 ならば話は早い。 一度天下を取った男は、二度目の乱世でも人を集める。 張飛に面白がられ、 関羽に呆れられ、 曹操には「使える」と見込まれ、 袁紹とは家柄で揉め、 やがて孔明からは頭を抱えられることになる。 だが、劉邦は劉邦だった。 自分にできぬことは、できる者に任せる。 強い者には戦を。 賢い者には策を。 そして自分は、人を集める。 これは史実でも、歴史IFの考察でもない。 漢を築いた本人が、 滅びゆく漢の末裔・劉備として再び乱世を駆ける―― 笑って、騒いで、ときどき本気で熱い。 ドタバタ三国志転生譚。 『劉邦、転生したら劉備だった件』

連載情報

ウェブ小説

配信言語
小説を読もう
小説を読もう2026/10/05
  • 現在の作品劉邦、転生したら劉備だった件