あらすじ

売れば、今夜の飯代になる。 それでもイオは、拾った短剣を持ち主に返した。 その後、自分の足音が消えていることに気づく。 迷宮の落とし物係、二十二歳。剣もろくに振れない彼が手に入れたのは、返した品の持ち主から、得意技を一日だけ借りられる力だった。 ただし、次の品を返せば、前の技は消えてしまう。 持ち主不明の道具。戻らない冒険者。 誰かが拾ってくれるのを待つ、小さな落とし物。 拾った物を返すだけの仕事が、いつしか、帰ってこない人を連れ戻す仕事に変わっていく。

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カクヨム
カクヨム2026/10/05
  • 現在の作品ダンジョンの落とし物係、返すたびに強くなる