あらすじ
2026/10/26まで毎日更新!
ただ周りと同じ高校生を満喫しているだけと信じて疑っていなかった美穂と穂花。ただひとつだけ違うことがあるとすれば、小此木美穂は幼い頃からお隣に住む『魔術師』のお姉さんと仲良しだったこと。ただそれだけが違うことで、彼女自身が特別なわけではなかった。その日も何も変わらない一日。何となく授業中にこっそりスマホを覗いた時、半年前から行方が知れなくなった『魔術師のお姉さん』から一通のメッセージが届く。
それは掲示板へのURLだった。
ただ『皆の考える最強の怪獣』を語り合うだけのスレッドであり、何となく興味を持った美穂はそこにある一言を書き込んで、そのスレッドは終了した。
何の変哲も無い普通に満足できる日々。ただその日の帰り、穂花と一緒に勉強するため寄ったファストフード店に……巨大なカメレオンが現れるまでは――
「……は?」
美穂と穂花がそんな声を上げたのも、致し方ないというものだった。
これは本来存在しない『怪獣』の秘密に辿り着くための、あるいは世界を理解するための物語である。