あらすじ
戦火の絶えぬ世界。その中心にありながら、数多の戦功と「裏の仕事」で不可侵の繁栄を誇るモクモク王国があった。
その中心に君臨するのが、成り上がり貴族・連才(れんさい)家である。
表向きは王国の盾。だがその裏で彼らが使っていたのは、世界を創った神が固く禁じた思想——「暗殺の業」だった。神と敵対する邪神の知恵を血肉に宿し、敵国の要人を闇から刈り取ることで、一族は王国を影から支え続けてきた。
そんな血塗られた一族の長男として転生した少年・連才空(れんさい・そら)。
前世の記憶と、歴代最強の「黒い魔力」を持つ彼は、十二歳にして一族の次期当主として影の戦場に身を投じる。
――これは、神に禁じられた殺しを背負う少年が、光ある王都と血塗られたあわいを生き抜く、ダークファンタジー&謀略戦記。
「生きるために邪魔なものは、たとえ神であっても排除する」
宿命と世界の秘密に挑む、影の貴公子の成り上がり劇が今、始まる――。