あらすじ
天才科学者であり、冷徹な金融工学者でもある敷島怜(しきしま れい)は、人間の「ロマン」や国家の「欲望」をエサに、絶対に実現不可能な偽りの科学技術と完璧なシミュレーションデータ(騙し絵)を仕立て上げ、世界規模の投資詐欺(ポンジスキーム)を次々と仕掛ける。人間がどんなに甘い計算(ファンタジー)を夢見ようとも、支払うべき物理法則(リアル)と熱力学の負債からは絶対に逃れられない。敷島怜だけがその天井の上で、今日も冷たく微笑みながら電卓を叩き続けてる。カクヨムには3部作として公開しているが、ここではまとめて公開。