あらすじ

第一次世界大戦下、地中海。 ドイツ潜水艦Uボートによる通商破壊に苦しむ英国は、日英同盟を結ぶ日本に海軍の派遣を求めた。 遥か欧州へ派遣された第二特務艦隊。 英国から貸与された駆逐艦「棕櫚」を任された氏家林太郎少佐も、その一員だった。 聴音器を頼りに姿の見えない敵を追い、輸送船を守り、時には敵兵を救う。 フランス海軍のマルロー、英国海軍のウィリアム、婦人海軍部隊のメアリー、米海軍のノーマン――異国の軍人たちとの出会いと別れの中で、氏家と寄せ集めだった「棕櫚」の乗員たちは、一つの艦として戦場を生き抜いていく。 そして海の底には、氏家を狙うドイツ潜水艦長ギュンターがいた。 狩る者と、狩られる者。 敵同士でありながら、同じ海で生きる船乗りたち。 戦争が終わったとき、敵はまだ敵なのか。 第一次世界大戦の地中海を舞台に、日本海軍駆逐艦とUボートの戦いを描く海洋戦記。

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カクヨム
カクヨム2026/10/05
  • 現在の作品帝国海軍地中海戦記