あらすじ
放っておけば必ず硬直化し、機能不全へと向かう組織のエントロピー増大。その自然の摂理に抗う唯一の方法である「新陳代謝」を阻む最大の壁となっているのが、組織や地盤を育て上げてきた偉大なる「じいさん権力者」たちです。
過去の成功体験という呪縛に囚われ、自らの存在そのものが組織を蝕んでいることに気づけない高齢権力者たち。手遅れになる前に自らの細胞を壊して「捨てる」という痛みを伴うプロセスを経なければ、組織はただの延命治療や解体へと向かっていきます。
膠着しきったエントロピーの泥沼を打破するためには、組織の外から圧倒的なエネルギーを注入する「若者の爆発力」が不可欠です。決定的な滅びを迎える前に、自らの手で新陳代謝のスイッチを押し、未来へ舞台を開け渡すこと――それが、老兵が組織に残せる最後の愛の形であると鋭く説く、骨太な人間・社会論です。ぜひご一読ください!