あらすじ
(※)ネタバレ含みますので第三章を読んでいない方は注意です!
かつて血に染まった剣を振るい続けた小人族の男がいた。
小人族を誰よりも想い、命を懸け守り続けた。
数多の血を浴び、"血浴の剣聖"と呼ばれた。
最後に殺したのは同族―。
それは罪ではない。
同族の意志を…魂を受け継ぎ生きて行くと決めた。
同族から託されたアイザム。そして、ブルクの玄孫であるフェルレ。
ブルクは二人の手を取り、滅ぼした村から生きるために逃げた。
二人は人間との間に生を受けた者――。
ブルクは"人間を愛せ"この言葉を胸に、二人を守り生きて行く。
共に暮らし、剣を教え、幾つもの時間を積み重ねていく中で生まれたもの。
それは、三人だけが知る絆だった。
三人でしか築けなかったかけがえのない絆―。
三人が共に歩んだ時間は、決して消えることはない。
それぞれが胸に抱く使命とは。
これは、三人の心の軌跡を辿る物語。
共に生き、傷つき、成長していく。
そして―
アイザムとフェルレ、二人が剣を交える未来へと繋がっていく――。