あらすじ

「黴臭い女は要らない。持参金の金貨三百枚は、洞の黴びたチーズ二百四十玉で返す。一玉、金貨一枚と銀貨五枚だ」三年間、母の遺した洞で玉を返し、塩水で拭き続けたマルグリットは頷いた。「かしこまりました。そのお値段で、たしかに」五十日後は王女殿下の婚礼。子爵家が前金二百枚で請け負ったのは『三年熟成四十玉』、違約は倍返し。白く洗われた新蔵の玉が崩れる頃、王宮の買付人は彼女の洞で告げる。一玉、金貨十五枚。「お値段をお決めになったのは、あなたさまでしたわね」

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小説を読もう2026/10/05
  • 現在の作品「黴臭い女は要らない」と婚約破棄されたので、洞のチーズ二百四十玉はあなたの付けたお値段で頂戴します