あらすじ

何気なくつけたテレビに映った、一人の男。 「私は、この國のことを愛しています」 慈愛に満ちた声でそう語った男は、この國にとって「邪魔なもの」をすべて排除すると宣言する。 その直後、首都が何者かによって占拠された。 主人公は混乱から逃れるため、国外へ出ようとする。しかし空港も港も封鎖され、通信は次々と断たれていく。さらに、誰にも知られていないはずの逃亡計画までもが、何者かによって阻止されていく。 やがて主人公は気づく。 これは単なるテロではない。 この國そのものが、巨大な檻へと変わり始めているのだ。 そして、あの男が言った最後の言葉が、主人公の頭から離れない。 ――「私たちは、哀国奴」 敵はどこにいるのか。 誰を信じればいいのか。 そして、この國にとって本当に「邪魔なもの」とは、一体何なのか。

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カクヨム
カクヨム2026/10/05
  • 現在の作品哀國奴