あらすじ

「白羽に振られると、人生が好転するらしい」 学年一の美少女・白羽ことは。口下手で、とっさには「ごめんなさい」しか言えない彼女の返事は、いつも手紙で届く。その断り文句があまりに優しくて的確なので、振られた男子がなぜか全員前向きになる――と噂が立ち、今日も彼女の机の前には「振ってください!」の行列ができている。 ……その断り文句、全部俺が書いています。 図書室の『シラノ・ド・ベルジュラック』に依頼を挟むと、手紙を書いてくれる誰かがいる。それが俺、墨田文也。字は壊滅的に汚いが、言葉なら書ける。 成功率九割の告白文の代筆屋「恋文屋」は、俺の断り文句に宣戦布告してきた。通算百回近く振られている新聞部の「玉砕姫」は、毎週告白しては断り文句に星をつける。振られた男子たちは「振られ男子の会」を作り、手紙を額に入れて泣いている。学園は、手紙の殴り合いの舞台になった。 問題はひとつ。俺は、彼女に恋をした。 そして、彼女が俺を振るときの断り文句を、誰よりもうまく書けてしまう。 断る言葉の代筆屋が、自分の言葉で「好き」と言えるようになるまでの二年間。全力で笑って、ときどき泣ける学園ラブコメ。

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カクヨム
カクヨム2026/10/05
  • 現在の作品学年一の美少女に振られたい男子が後を絶たない。なお、断り文句は全部俺が書いている