あらすじ
子どもの頃から、本を読むことが大好きでした。
物語の世界に入り込み、知らない場所へ連れていってもらう。
本は、ずっと私のそばにある身近な存在でした。
けれど、自分が「読む側」ではなく「書く側」になるとは、思ってもいませんでした。
昔付き合っていた人は、小説家でした。
身近な人が言葉から物語を生み出し、それを作品として世に送り出していく。
その姿を見ていたことで、もともと本が好きだった私は、ますます「書く」ということに興味を持つようになりました。
「私にも、何か書けるのかな」
そんな思いは心のどこかに残りながらも、長い間、憧れのままでした。
そして56歳になった今、私が実際に小説を書き始めるきっかけになったのがAIでした。
子どもの頃から大好きだった本。
小説家だった元彼から受けた影響。
そして、新しく出会ったAI。
いくつもの点が、何十年という時間を越えて、今になって一本の線につながったような気がします。
昔、心の中に落ちた「書いてみたい」という小さな種が、56歳になってようやく芽を出しました。
遅すぎることなんて、たぶんない。
これは、本を読むことが大好きだった私が、56歳になって「物語を書く側」へ一歩踏み出した、遅咲きの挑戦と日々の記録です。