あらすじ

異世界へ転生した青年、ユウマ。 神様から与えられたスキルは――《レビュー》。 剣聖でもない。 大魔法でもない。 ましてや、魔王を倒せるような力でもない。 その効果はただ一つ。 「その場所や物を実際に利用した人たちの感想が見える」 それだけだった。 「……これ、ハズレスキルじゃないか?」 そう思っていたユウマだったが、街の宿屋を見つけたことで、その考えは少しずつ変わっていく。 【銀の羽根亭】 ★★★★☆ 『部屋は無茶苦茶綺麗』 『店主のおばちゃんが優しい』 『朝食のパンが美味しい』 『ただし夕食は普通』 「なるほど。じゃあ、ここに泊まろう」 レビューを参考に宿を決め、評判の食堂へ行き、気になった商品を試してみる。 けれど、レビューは必ずしも正しいとは限らない。 「★5なのに俺には合わない……」 「★2だけど、これ滅茶苦茶うまいぞ?」 「この人、料理じゃなくて店員さんのことばっかり評価してないか?」 星の数だけでは分からない、人それぞれの本音。 そしてユウマは、レビューには書かれていない「その人が実際に使っているときの感想」や「口には出さなかった本音」まで見えていることに気づいていく。 美味しい料理。 ちょっと変わった宿屋。 評判の悪い職人。 なぜか人気のない温泉。 誰も知らない隠れた名店。 レビューを覗けば、そこには異世界で暮らす人々の小さな日常が詰まっていた。 魔王討伐? 世界征服? そんなものは知らない。 美味しい飯を食べて、良い宿で眠って、気に入った場所を見つけたら、またそこへ行く。 これは、ちょっと変わったスキルを手に入れた青年が、異世界の「口コミ」と人々の本音を覗きながら、のんびり気ままに暮らしていく異世界スローライフ。

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小説を読もう2026/10/05
  • 現在の作品『この宿、無茶苦茶綺麗だったけど、ご飯がゲロまずかった』★3 そんなレビューが見える俺の異世界スローライフ