あらすじ

「荷物を運ぶだけの奴は、もう要らない」 隊長に命綱を切られ、迷宮の底へ落とされたノア。 前世は日本の配送員。転生後に授かった〈収納〉も、八枠、八十キロの小さな力だった。 暗い通路で彼を助けたのは、歯のある宝箱――ミミック。 人を食べず、錆びた鍵を好むその箱を、ノアはカランと名づけた。 荷物には入らない。売り物にもならない。 一緒に地上へ帰る、最初の相棒だ。 箱に導かれて見つけたのは、迷宮に取り残された品を守る〈帰還庫〉。 片方の靴、古い手紙、娘の名が彫られた腕輪。 八枚の扉札は、訪れた場所と広間をつなぐ。 けれど扉を開くたび、カランの力は減っていく。 槍使いのセナ、古い文字を読むトーリと、ノアは忘れ物を返す仕事を始める。 待ち続けた家族へ。もう戻らない誰かの代わりに。 やがて迷宮で起きた事故が、元の隊と、新しい仲間を同じ危機へ巻き込んでいく。 人を収納することはできない。 だから、帰る道を残す。 捨てられた荷物持ちと宝箱が、誰も置いていかない相棒になる、異世界転生の冒険譚。 全24話完結。仲間との成長、恋愛、ハッピーエンド。

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小説を読もう2026/10/05
  • 現在の作品追放された転生荷物持ち、捨てられた宝箱を拾ったら最強の相棒でした ~ミミックと一緒に、ダンジョンの忘れ物を返します~