あらすじ
2014年、秋。
まだ5歳だった時川歩香は、母親に頼まれた「はじめてのおつかい」の帰り道、住宅街で迷子になってしまう。
泣きじゃくる歩香の前に突然現れたのは、未来から時空を越えてやってきたAIタイムマシン――リプリス。
しかしリプリスは、同行していた時川港とはぐれ、偶然にも自分の未来の創造主となる「5歳の歩香」と遭遇してしまった。
「未来のマスターに接触するなんて、歴史が変わってしまいます!」
必死に逃げるリプリスを、歩香は無邪気に追いかける。
やがて港が現れ、リプリスは未来へ帰還することになる。
残された歩香は、港からもらった「真っ直ぐ歩けば、お母さんのいる家に帰れる」という言葉を胸に、もう泣かないと決める。
そしてその直後――。