あらすじ
夢も進路も白紙の高校2年生・宮永えま。
顔はいいけど適当で口が悪い担任・鳴海先生に呼び出された放課後、巣から落ちた雛を助けようとして、教室の窓から転落してしまう。
目を覚ますと、そこは13年前の2013年。
知らない顔ばかりの教室で出会ったのは制服姿の鳴海健太郎、17歳だった。
成績は学年一位、誰にでも優しいクラスの人気者。
担任の面影はあるのに、まるで別人のように爽やかな彼に、えまの調子は狂いっぱなし。
ひょんなことから"二人だけの秘密"を共有し、放課後に勉強を教わるうちに、えまと鳴海は同級生として仲良くなっていく。
近い距離、からかうような笑顔、ふとした瞬間に見える寂しげな横顔。
知れば知るほど惹かれていくけれど、彼は13年後の担任で、えまはこの時代にいるはずのない人間で――。