あらすじ
由良姫と宇羅彦は、高校に通う双子の姉弟。
けれど二人には、人には見えない「ケガレ」を祓う力があった。
日常のすぐ隣で、黒い影は人に取り憑き、心を蝕み、ときに人そのものを変えていく。
二人は一族に伝わる力を使いながら、学校生活の傍らでケガレを祓い続けていた。
しかし、やがて由良姫の中に眠っていたものが目覚め始める。
神の血。
鬼の力。
そして、遠い昔から続く因縁。
由良姫を守ると誓った柏木浩徳。
鬼としての自分に向き合う宇羅彦。
一族を支える者たち。
そして、人の世を静かに侵していくケガレ。
高校生として笑い、恋をして、友と過ごす時間の裏で、世界は少しずつ終わりへ向かっていた。
守るべきものは、血か。
人か。
それとも、この世界そのものか。
神と鬼と人が交わる、現代和風ダークファンタジー。