あらすじ
婚約者であるアレン王子から、突然「婚約を破棄したい」という手紙を受け取った令嬢エウレカ。
しかし、当の本人はというと――。
「まあ、そうなの」
驚きはするものの、さほど気にしている様子もない。
メイドのマツリカに頼んで誤解を解いてもらおうとするが、アレンはエウレカを「人間の屑」とまで罵り、婚約破棄の意思を変えようとはしなかった。
それから一年。
婚約破棄をしたアレンの周囲では、戦争や内乱、外交問題など不幸な出来事が次々と起こり始める。
「これは、エウレカの仕業なのではないか?」
そう考えたアレンは、彼女のもとへ謝罪に向かう。
ところがエウレカは、彼の予想とはまったく違う反応を見せる。
「あなたは、私に嘘をついたんですよね?」
「……そうだ」
きっと待っているのはざまぁな展開なのだろう。いや、そうに違いない。