あらすじ
異世界で「神官」として搾取され、無念の死を遂げた少年。
現代日本に転生した彼に残されたのは、向けられた信仰心を回復魔法に変換する能力】だけだった。
人を救う気などサラサラない。神などハナから信じていない。
少年はただ、二度と搾取されない絶対的な権力を得るため、その奇跡を「ビジネス」として利用することを決意する。
カルトの買収、医師法違反をかいくぐる宗教法人の盾、富裕層の絶望につけ込む闇の治療法——。
狂熱する信者を燃料に、奇跡の精度は「擦り傷の治癒」から「難病完治」「若返り」へと肥大化していく。
「神などいない。だが、愚か者が金を運んでくるシステムならここにある」
信者数=奇跡の威力。冷酷無比なリアリストが現代日本の裏社会を侵食していく、絶対的成り上がりピカレスク・ファンタジー