あらすじ

「料理人のような女を、妻にはできない」 婚約破棄されたソフィアの手には、その夜も鍋つかみがあった。 前世は日本の給食調理師。二度目の人生でも、作ることが好きだった。 料理帳と母の小鍋を持って家を出た彼女が見つけたのは、呪われた公爵邸の求人票。 そこには、こう書かれていた。 ――作る人も、食事を取れること。 眠れず、食事も取れない公爵レオナルドに出したのは、白かぶと月麦の小さなスープ。 三口で終わるはずの椀に、彼は「もう一口」を望んだ。 温かな夜食と、焼きりんごをねだる小さな白い竜。 薬師や料理長と協力して、少しずつ食べられるものを増やす日々。 「何でもいい」と答えていた公爵は、やがて自分の好みを選び始める。 そしてソフィアにも、何が好きなのかを聞いてくれるようになった。 一方、元婚約者の家では、ソフィアの名前を無断で使った菓子が売り出されていた。 その材料の異変と、公爵の胸に光る銀の傷。 小さな竜の歌に導かれ、ソフィアは、眠れない理由へ近づいていく――。 仕事も、恋も、自分の食卓も取り戻す、料理と竜の異世界恋愛。 全24話完結、ハッピーエンド。

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小説を読もう2026/10/04
  • 現在の作品婚約破棄された転生令嬢は、呪われた公爵のお夜食係になりました ~小さな竜も眠れぬ公爵も、私の台所では腹ぺこです~