あらすじ
【全13話・本編完結済み!】
「来世こそは絶対に働かない。日当たりのいい縁側でお昼寝して、ハーブティーを飲むんだ……!」
医療エリート一家の重圧に耐え、医師国家試験の直前に階段から転落死した女子医学生・朝比奈紬。
異世界の森のボロ小屋で可憐な少女「エル」として目覚めた彼女は、念願の引きこもりスローライフを満喫――するはずだった。
「傷口を塞ぐな、殺す気か!」「その汚れた手でお産に触るんじゃないわよ!」
目の前で死にかけている急患と、前近代のトンデモ医療を目撃した瞬間、叩き込まれたプロ根性と臨床スイッチが暴発!
太針による緊張性気胸の脱気、ゼンメルワイスの手洗いと産褥熱の撲滅、逆子の救命手技、コレラへの経口補水塩(ORS)、糖尿病性ケトアシドーシスの生化学的救急……。
現代医学の知識で次々と命を救っていった結果――
門前には検問所を築くSランク冒険者。
裏庭には世界を滅ぼす神話級の災厄魔獣(極上モフモフ枕)。
毎朝の朝食テロを仕掛けてくる村の主婦たち(おかんギルド)。
胃薬を求めてすがりつくギルド支部長。
そして、救われた領主が国家予算を注ぎ込み……。
泥のように爆睡して目を覚ましたら、私のボロ小屋が【白亜の巨大要塞総合病院】になっていた!?
「私のスローライフどこ行ったぁぁぁぁぁッ!?」
※実在の病態生理や救急医学に基づいた、勘違い拠点発展コメディです。