あらすじ

「お姉ちゃんなんだから」。駅前の小さなケーキ屋で育った美咲は、その一言で、最後の苺も、八畳の部屋も、東京の製菓学校の合格通知も、四つ下の妹・花に譲ってきた。三十二歳の夏、結婚する花から電話が来る。「スピーチ、お姉ちゃんにしてほしい。綺麗な話じゃなくていいから、お姉ちゃんの話をして」。母には「ちゃんとしたこと言ってよ」と念を押された。だから美咲は決めた。本当のことを、ちゃんと話そうと。

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小説を読もう2026/10/05
  • 現在の作品「お姉ちゃんなんだから」と譲り続けた私が、妹の結婚式のスピーチで全部話すことにしました