あらすじ
二十世紀初頭、フランス。新聞社「レポック」に勤務するアンベールと新人記者のウィリアムは、少女の失踪が五十年間も続いている小さな町ヴァン・フルールで取材を始める。実際に町に赴いてみると、少女だけではなく、多くの大人も性別問わず失踪を遂げていた。
町の人々から話を聞いて失踪事件を調査するうちに、「飴売り」と呼ばれる謎の存在が浮かび上がってくる。さらに、かつて町の発展に貢献した財閥の古い屋敷も、事件との関わりがあった。
甘い香りだけを残して人々を連れ去る人攫い「飴売り」とは、いったい何者なのか? そして、五十年続いた失踪事件の真相とは……?