あらすじ

第八王女リリアーナ・プレイングは、王位争いにも政治にも興味がない。 望むのは、誰にも邪魔されずに昼寝をしながらのんびり暮らすことだけ。 しかしある日、国王から突如としてボーリング地方の統括代官を命じられる。期間は一年。成果を出せなければ廃嫡という厳しい条件付きだった。 仕方なく地方へ向かったリリアーナだったが、そこで目にしたのは、問題だらけの現実だった。 帳簿と実態が合わない公共事業。 誰も責任を持たない行政。 確認されないまま進む仕事。 そして、「昔からこうだから」と放置され続けた数々の課題。 けれどリリアーナには正義感も理想もない。 ただ一つあるのは、 「同じ問題で何度も仕事をしたくない」 という強い思いだけだった。 だから確認する。 だから記録を残す。 だから仕組みを整える。 そして、二度と同じ面倒事が起きないようにする。 問題を一つ片付けるたびに、なぜか新しい問題が見つかり、仕事はどんどん増えていく。 果たしてリリアーナは、一年間を無事に乗り切り、憧れののんびり生活を手に入れることができるのか。 これは、働きたくない王女が、楽をするために本気で働いた結果、本人意図しない事態になっていく物語。

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小説を読もう2026/10/04
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