あらすじ
パンデミックにより人類が衰退し、文明が崩壊した世界。
荒廃した大地を、四体の女性型アンドロイドが歩いていた。
サキ、ツバサ、マハ、そして末っ子のスズ。
かつて世界万博の案内役として作られた彼女たちは、メーカーも世代も異なるため、身体を構成する部品の互換性がほとんどない。
しかも、長い旅の中で彼女たち自身の身体も、少しずつ壊れ始めていた。
それでも彼女たちは歩き続ける。
目的地は、四体がかつて出会った研究開発拠点――【E.D.E.N.】。
そこには、自分たちを作った「パパとママ」がいるかもしれない。
人類はまだどこかで生きているのか。
E.D.E.N.には何が残されているのか。
そして、壊れゆく四体は、最後まで一緒にいられるのか。
これは、世界の終わりを旅する四体のアンドロイドが、いつしか本当の「家族」になっていく物語。