あらすじ

この学校には、奇妙な怪談がある。 夜になると、心を持った人体模型が校内を歩き回るという。 「カツン、カタン」 その夜も、人体模型はいつものように学校の中を歩いていた。 しかし、二階で彼が見つけたのは、見たこともない光る円だった。 好奇心からその中へ入った人体模型は、見知らぬ石造りの部屋へと転移してしまう。 そこにいた人々は、彼の姿を見るなり恐怖に叫んだ。 そして――人体模型は、騎士によって首を切られた。 だが、それで終わりではなかった。 目を覚ますと、そこは大量のモンスターの死体が集められた場所。 しかも、彼にはもう身体がない。 それでも彼は動くことができた。 転がり、念じ、死体を集める。 やがて人体模型は、自分自身の身体すら失いながら、奇妙な姿へと変わっていく。 一方、人体模型を召喚したメテオ王国でも、異変が起きていた。 そして、彼が消えた学校でも――。 人体模型はなぜ召喚されたのか。 そして、彼が「消えた」あと、学校では何が起こるのか。 これは、夜の学校から消えた一体の人体模型と、彼が巻き込まれた奇妙な世界の物語。

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カクヨム
カクヨム2026/10/04
  • 現在の作品人体模型が「消えた」日