あらすじ
魔物や悪魔が存在する世界。
かつて人間と悪魔の間で起きた大戦争によって、世界には五つの「魔界の門」が残された。
門は封印され、長い年月が過ぎた。
それでも近年、魔物の出現は増え続けていた。
そんな世界で、十五歳の少年・要タクヤは戦闘士を目指していた。
彼には、幼い頃から憧れ続けている人物がいる。
史上最年少で六賢者となった戦闘士、リーナ。
いつか彼女のような強い戦闘士になる。
その夢を胸に、タクヤはアストレイア魔導戦闘学院へ入学する。
そこで待っていたのは、思いもよらない再会だった。
幼い頃に別れた従姉妹、メグ。
そして、十年前の事件以来、一度も会っていなかったマイ。
三人は互いが同じ学院へ来ることを知らないまま、入学式の会場で偶然再会する。
タクヤとメグは七年ぶり。
タクヤとマイ、メグとマイは十年ぶり。
再び集まった三人の学院生活。
しかし、タクヤには誰にも明かしていない秘密があった。
胸元に身につけた、青い球が埋め込まれた首飾り。
十年前、母親から託されたその首飾りには、いまだ誰も知らない謎が隠されている。
そして、増え続ける魔物。
封印された五つの門。
六賢者。
十年前に起きた事件。
少しずつ交差していく過去と現在。
これは、青い首飾りを身につけた少年が、仲間たちとともに戦闘士として成長しながら、世界に隠された真実へ近づいていく物語。