あらすじ
主人公である高校一年生だった俺は、死んだ。
目を覚ました俺は、見知らぬ異世界にいた。
自分は転生したのだと思い、そこで一年間を過ごしてきた。俺には一つだけ奇妙な能力がある。過去の自分を、頭の中に呼び出すことができるのだ。他の転生者と出会ったことで、自分がなんで転生したのか気になった俺は、ある日、俺はその能力を使って、一年前の自分を呼び出す。
死ぬ直前の自分から話を聞けば、自分がなぜ死んだのか分かるかもしれない。
ところが、一年前の俺から聞かされたのは、意外な事実だった。俺は殺された。犯人は、かつての友人・芳賀英介。
だが、さらに過去の自分を呼び出していくと、次々と不可解な事実が明らかになっていく。
怪我を負い、病院で生きている俺。
記憶を失った俺。
学校に通っている俺。
そして、今の俺とは違う「俺」。
結局、俺を殺して異世界に転生させたのは誰なんだ。
過去の自分たちと話をするうちに、俺は自分自身の存在について、思いもよらない疑問を抱くことになる。