あらすじ
継母と義妹に虐げられ、実家から追い出されるように北の辺境へ嫁ぐことになった伯爵令嬢エレノア。
嫁ぎ先は、戦場で数多の首を跳ねたという「冷酷無慈悲な辺境伯」カルロス・オルデンブルク。
きっと私は、ここでも歓迎されない。
そう覚悟していたエレノアだったが、彼女を待っていた辺境伯は、噂とは少し違っていた。
冷たいように見えて、実は誰よりも優しい?
人前では無口なのに、二人きりになると不器用ながらも気遣ってくれる?
虐げられてきたエレノアにとって、カルロスは初めて自分を大切にしてくれる人……なのかもしれない。
そう、エレノアは思っていた。
少なくとも、あの時までは。