あらすじ
冒険者になったばかりの五人は、誰からも期待されない初心者パーティーだった。
剣士、魔法使い、盾士、治癒術師、盗賊。
それぞれ特別な才能を持っているわけでもなく、実力は冒険者の中でも最底辺。
そんな彼らに舞い込んできたのは、誰もが「無謀だ」と笑う依頼だった。
――人類未踏の地、通称『地獄』の踏破。
一度足を踏み入れれば、生きて帰れる保証はない。
それでも五人は、報酬に釣られて地獄へ向かう。
魔物との死闘。
仲間との衝突。
何度も訪れる絶体絶命。
それでも彼らは、逃げなかった。
生き残るために考え、仲間を支え、何度も立ち上がる。
一つの地獄を越えるたびに、五人は少しずつ強くなっていった。
そして気づいた時には――
「……勇者パーティーって、今どこにいるんだ?」
世界最強と呼ばれていた勇者たちを、遥かに超える存在になっていた。
これは、誰にも期待されなかった五人の初心者が、
世界最強へと成り上がっていく物語。
――初心者だからこそ、地獄を知らない。
そして彼らは今日も、次の地獄へ進んでいく。