あらすじ
いつもの日曜日。知らない連中を眺めて一日潰して、家に帰る途中だった。猫が一匹、俺に襲いかかってきた。反射で殺した。……まあ、ちょっとやりすぎたかもしれない。猫とは昔から色々ある。これでやっと静かになると思った。でも、甘かった。あいつはただの猫じゃない。しかも、とんでもなく強い霊だった。あのデカい猫女が、嫌ってほど分からせてくれた。
「契約で無理やりお前の体を乗っ取る。お前に拒否権はない」
……ふざけてんのか?
そのうえ今度は、自分の命懸けの戦いに俺まで巻き込んで、最後には神にしてやるとまで言い出した。
「なんで俺がそんなことしたいんだよ?」
あの女の子と猫が、このクソみたいな契約で俺と繋がってさえいなければ、普通に高校の新学期を迎えられたのに。
これで猫を嫌いになるなってほうが無理だろ。