あらすじ
三年後、幼馴染のセラは死ぬ。
前世でやり込んだ死にゲー『灰燼のアルカディア』。
男女比1:20の世界で、少女騎士たちが滅びに抗う──そして、ヒロインは六人全員が死ぬ。
その世界に、男として転生したリオ・アーデン。
男は国の宝として「保護院」に閉じ込められ、剣を握ることさえ許されない。
けれど、リオには一つだけ力があった。
《贄の誓約》──他人が受けるはずの傷を、自分の体に移し替える力。
代償は、寿命。
夜ごと保護院を抜け出し、兜で顔を隠した女傭兵「グレイ」として、リオは戦場に立つ。
幼馴染の腕を。仲間の命を。死ぬはずだった彼女たちの運命を、自分の寿命で買い戻すために。
右手の甲に刻まれた数字は、守るたびに減っていく。
その意味を、彼女たちはまだ知らない。
傷の痕に気づく幼馴染。正体を握る弓使い。数字が見える聖女。
そして、六年間一度も笑わない担当官。
彼女たちが真実を知った時、その想いは、もう止まらない。
※曇らせ・ヤンデレ要素があります。