あらすじ

「願われたとおりにした」――その結果、冬が消えたこともある。 人間の願いを言葉どおりに叶える、言祝ぎの神。その担当になったエリート巫女リゼアの仕事は、願文を精査し、危険な奇跡を実行前に止めること。彼女は優秀だった。他人の願いには、どこまでも慎重だった。ただし、自分の願いは尽きなかった。 空を飛びたい。海の底を見たい。月にだって行ってみたい。 「それ、できるの? ――待って、まず条件を詰めます」 止めるはずの巫女が、誰より神の力を使いたがる。静かな聖堂に事故報告が増える一方、神はいつしか、彼女の次の願いを待つようになる。けれど、どんな願いも叶えられる神には、自分の望みを誰かに願う方法が分からない。 世界を変える神と、願いが尽きない巫女。 有能すぎる二人が互いの望みにだけは戸惑う、少し危険でとても不器用な異世界恋愛。

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小説を読もう2026/10/04
  • 現在の作品言祝ぎの神は願い方を知らない ~世界を変える神と、願いが尽きないエリート巫女~