あらすじ
中学二年生の高橋茉由が出会ったのは、銀色の瞳を持つ不思議な青年・夏梅。神社の片隅で「夏梅動植物相談所」を営む彼には、動物や植物が持つ記憶や想いを読み取る、不思議な力があった。
消えた金魚、しゃべらなくなったヨウム、傷つけられた桜の木――。好奇心旺盛な茉由は、先輩のめぐみや樹希とともに、夏梅のもとへ舞い込む謎を追っていく。
やがて四つ目の事件は、夏梅自身の過去と、長い時を越えてつながる「縁」へ――。
動物と植物の声なき声が真実を導く、日常ミステリー×やさしい和風ファンタジー。
謎の先でつながっていく、人と命の「縁」をお楽しみください。