あらすじ
「早く大人になって、みんなのお役に立ちたいのです!」
小さな天使・ツムギは、いつまで経っても子どもの姿のまま。
人間を守るお役目も失敗続き。
それでも、困っている人を見れば助けずにはいられない。
そんなツムギをいつも助けてくれるのは、美しく優しい上位天使・シュトリ。
「僕がいれば大丈夫だよ」
彼の力を借りて、少しずつ成長への道を歩み始めたツムギだったが――。
「別の方法で大人になってみたくない?」
その言葉を信じた先で、ツムギを待っていたのは天使の未来ではなかった。
「二人で悪魔に堕ちたんだよ、ツムギ」
みんなと一緒にいたい。
人間の役に立ちたい。
ただ、それだけだったのに。
優しい天使の愛は、彼女の羽根を奪ってしまった。
これは、無垢な天使が初めて「愛」を考える物語。