あらすじ
(※この作品には自傷行為の描写が含まれます。助長の意図はありませんが、ご注意下さい)
手塚蓮斗(てづかれんと)は、職を転々とし細々と生きる非正規雇用社員。
人生に希望もなく、長時間労働や自社食品を買い取って食い繋ぐ毎日。
まだ眠れる、まだ感情はある、まだ痛みを感じる。だからまだ自分は大丈夫。
でも本当は、ストレスや悩みを何とかして欲しい、助けて欲しい、でも誰に打ち明けても無駄だ──そう言い聞かせながら、苦痛に耐えていた。
しかしそれにも限界が来る。迫り来る蔑みの目線から逃れるため、手塚は衝動的に4階から飛び降りてしまう。
しかし思った程の怪我は負わず帰宅するが、次第に自身の異変に気付き、日常は変容して行く。