あらすじ
目を覚ますと、私は乙女ゲーム『薔薇のリュミエール』の悪役令嬢、エディット・ノーティスになっていた。
腹違いの妹であるヒロイン・リーディアを虐げ続け、三年後の夜会で断罪、そして処刑――それが原作の結末。
冗談じゃない。生き残るため、妹は絶対に虐げないッ!
前世の記憶を武器に、怯える妹の手を取り、守り、甘やかし……気づけば立派な姉バカになっていた。
攻略対象の誘いをすべて断り、「おねえさまといるほうが楽しい」と笑う妹は、今日も可愛い。
こうして破滅フラグは順調に折れていく。
――はずなのに、なぜだろう。妹の笑顔に、ときどき言いようのない不穏さを感じるのは……。