あらすじ
県立高校の近くに停めた黒いハイエースで、知り合いの女子生徒を待っていた綾瀬 黒務。
採石場帰りの作業着姿に、黒いカーテンで閉ざされた車内。荷室にはベッドキットと寝具、さらにハンマーやバール、太いロープまで積まれている。あまりにも怪しいその姿を見咎めた警察官から、黒務は職務質問を受けることになってしまう。
待っている相手は十八歳の高校三年生――そう説明したことで、警察官たちの疑いはますます深まり……。
強面で愛想の悪い年上男と、物怖じしない女子高校生。職務質問から始まる、不器用な年の差ラブコメディ。