あらすじ

千年前。 突如暴走した魔物によって滅亡寸前まで追い詰められた人類は、地上へ降り立った四大精霊から「魂の進化」と神聖力を授けられ、魔物を西の大陸へと追いやった。 それから千年――。 アウラ王国の名門公爵家に生まれた少年シリュウには、人間なら誰もが持つはずの神聖力がなかった。 その身に宿していたのは、魔物と同じ「魔力」。 父から忌み嫌われ、兄から虐げられるシリュウを愛したのは、母と、生まれた時から彼の側を離れない三体の微精霊だけだった。 そして七歳。 父に見限られ、西の大陸へ捨てられたシリュウは強大な魔物に襲われ、右腕と右目を失う。 死を覚悟したその時、三体の微精霊を守ろうとしたシリュウから、存在しないはずの莫大な神聖力が覚醒する。 魔力と神聖力。 本来なら決して一つの魂に宿ることのない二つの力。 なぜシリュウだけが、その両方を持つのか。 四大精霊が千年間待ち続けていたものとは何なのか。 やがて二つの相反する力が交わる時――。 父に捨てられた忌み子は、神さえ倒した「魔神」へと至る運命に踏み出していく。

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小説を読もう2026/10/04
  • 現在の作品神聖力ゼロの忌み子は、なぜか精霊に愛される