あらすじ
自分の人生のほとんどを忘れてしまった紺野真月。
彼女を保護したのは、恋人代行業を営む美しい男・蘇芳だった。
蘇芳を親代わりとして慕い、口の悪い銀髪の男・ジルと共に暮らす真月だったが、ある日を境に失ったはずの記憶が少しずつ戻り始める。
世話焼きだった兄。
覚えのない場所への懐かしさ。
記憶の中の寄せ鍋。
しかし、それらは蘇芳から聞かされていた真月の過去とは噛み合わない。そしてジルもまた、『蘇芳』という名前そのものに疑問を抱き始める。
忘れた方が幸せだと言われた過去の先で、真月は長く隠されてきた『蘇芳』の真実へ辿り着く。