あらすじ
「正しいことをすれば、いつか誰かが認めてくれる」
白鷺神透は、そう信じていた。
学校では周囲とうまく馴染めず、気づけばいつも一人だった。
誰かを傷つけたつもりもない。間違ったことをした覚えもない。
それなのに、どうして自分だけが輪の外にいるのか。
そんな神透の前に、ある日、一人の男が現れる。
それを境に、少しずつ日常がおかしくなっていく。
友人の間に生まれる疑惑。
隠されていた出来事。
食い違う証言。
信じていたものが、一つずつ崩れていく。
誰が嘘をついているのか。
誰の言葉を信じればいいのか。
そして神透は、嫌でも考えることになる。
――正しいって、いったい何なんだ。
その答えに辿り着いたとき。
悪魔が、踊り始める。