あらすじ

西部の小さな配送所に、ひとりの大工が五通の手紙を預けに来た。 遠く離れたラメールの造船所へ働きに出るため、幼い娘の誕生日に毎年届けてほしいという。 「五年もあれば帰ってるだろ」 そう言って、大工は弟子とともに西部を離れた。 翌年。 ターシャの誕生日に、最初の手紙が届く。 届けたのは、その配送所で配達を受け持つ主任だった。 それから主任は、毎年同じ家へ誕生日の手紙を届けることになる。 喜んで受け取っていたターシャも、大人になるにつれ、主任とのやり取りは少しずつ形を変えていく。 配送所の主任と、一人の娘。 何年にもわたる配達の話。

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小説を読もう2026/10/04
  • 現在の作品竜のゆくところ ~届かない手紙~