あらすじ
19世紀末のヨーロッパ。当時オーストリア=ハンガリー帝国の一部だった、ボヘミアのプレスブルグ城(現在のスロヴァキア共和国首都プラチスラヴァ)で、ハプスブルク家の分家テシェン家の、9人姉弟の第7子として生まれたイザベラは、長じて隣国バイエルンの王子ゲオルク・フォン・ヴィッテルスバッハと結婚するが、結婚式直後から花婿の不可解な言動に不審を抱く。
その後フランス、イギリス、アリジェリア等を1年掛けて巡る、豪華な新婚旅行に出発しても夫婦の中は上手く行かず、旅行から帰国した直後に破局に至る。
その後イザベラは自立を目指し、ウィーンの看護学校に入り、折から始まった第一次世界大戦では、従軍看護婦として赴任するも、そこで彼女が体験したものは、悲惨な現実と初めての恋?
史実とフィクションを交えて、1人の高貴な女性の数奇な一生を辿った物語。