あらすじ
48歳の高瀬修司は、雨の夜、神楽坂の小さなバーで大学時代に想いを寄せていた白石美沙と24年ぶりに再会する。
「あの頃、私も好きだったよ」
互いに結婚し、家庭を持ち、離婚を経験した2人。
もう若くはない。だからこそ、過去の恋を懐かしむだけでは済まなかった。
触れれば、あの頃の距離が消えていく。
けれど美沙には、修司に言えない秘密があった。
偶然に見えた再会。
元夫・圭介の存在。
そして、美沙に迫るロンドンへの3年間の赴任。
24年前、失うことが怖くて始められなかった恋。
今度もまた、傷つく前に諦めるのか。
それとも、大人になった今だからこそ、もう一度誰かを本気で愛せるのか。
雨の夜から始まる、47歳と48歳の少し遅い恋物語。