あらすじ
ある日「まもなく地球に巨大な隕石が落下する」と、全世界でニュースが流れた。
みな死を悟り、世界は混沌に包まれた。
自分の欲を暴走させて、あちらこちらで起こる悲鳴が街をつんざく。
そんな中、アルバイト終わりの俺はただ――飯を食っていた。
いつもと変わりないコンビニ弁当。誰もいない六畳半の家。
黙々と、感謝の気持ちを込めて、米粒を噛みしめていた。
そうこうしているうちに隕石は無情にも地球に降り注ぐ。
大陸部に落ちたというのに、東京にも届く爆風が俺の意識を飛ばした。
次に目を覚ますと、そこはツタが伸びきった自分の家。
そして視界に入る謎の白髪美女と背丈ほどの杖。
俺は、物語のように異世界に転移してきたのか……?
謎の白髪美女は語る。
「――いや、ここは数百年の時を経た地球だ」と。
過去の地球が残した文明の歴を基盤とする世界。
ただ一点、
この世界に科学など存在せず、全てを魔法でやりくりしているらしい。
俺はこの世界で唯一、魔法を知らない異邦人となり。
科学と魔法を混合した術で、人を襲う新種の生き物とも戦いながら、あらゆる危機を乗り越えていく。
なんで俺だけ、生き残ったんだ……。
これは、崩壊した地球で俺が生き延びる物語だ。(白髪美女を連れて、、、)