あらすじ
酔った勢いで、人生が動き出した。
15年勤めた会社を辞めた夜、伴宗一は記憶を失うまで飲んだ。
翌朝目覚めると、見知らぬホームページが表示されていた。
『伴魔法修理工房』――それは、記憶にない自分が立ち上げた会社だった。
相棒は、自作のAI『クロエ』。
「感謝は不要です」が口癖の、どこまでも塩対応な彼女と共に、
なぜか訳あり物件まで購入し、工房を開業することに。
製品の寿命をわざと縮める仕事をさせられ、会社に物を言えずに辞めた過去を持つ宗一。
今度は、誰かの大切なものを「直す」仕事を選んだ。
酔っ払いエンジニアと、無感情だけどどこか放っておけないAIの、
ドタバタ開業奮闘記。